着るということ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784900876040
  • NDC分類 593.8
  • Cコード C5077

目次

下半身
タイトスカート
地の目
握る
フィット
流行
スカート丈

着こなし
幸せの五色
洋服というものは
一着を三十通りに着る
カジュアル
リデザイン〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nichepale

13
ずっと以前に何度か読んでいるが、懐かしくなって再び購入。古い本だが、今読んでもみずみずしく、著者の文章の流麗さにほれぼれする。彼がフランスの着こなしやイタリアの茶色の美しさについて語るとき、ふっとヨーロッパに連れて行かれるような気がする。服の着方については、学ぶことが多い。たぶん一生読み返すと思う。色は黒・濃青・茶色・ベージュ・グレーの5色が基本、なるべく無地で生地は丈夫なものを選ぶ。下半身が肝であり、靴はなるべく目立たないものを。上質の服は3年着たあたりから体に馴染むので、そこからがいよいよ美しい。2023/12/30

みゆき

6
「捨てる」ことから入るファッションではなく、「着ること」から入るクローゼットの洗練化。ワクワクすることも大事だけど、服はワクワクだけじゃ着られない。その人に「似合う」ということもすごく大事だと思う。そのためのヒント満載という感じだけど、ファッション論だけでなく、職業論としてもエッセイとしても楽しめた。2016/11/09

5
再読。お洒落したいけどあれもこれも気になってもうどうしていいか分からない!みたいになりそうな時読むと、非常に落ち着く。古い部分もあるが、服を着て生きる事に一本筋が通るようで気持ちいい。後ろ姿に気を使う。闇雲に色を絞るのでなく、調和するように重ねてやる。仮装でなく、着る人の人間らしさを惹き立てるような装い。砂浜と若い花嫁のドレスの回想など、色に対する感性が素敵。2014/04/16

えり

5
洋服の本質を考え直すチャンスを与えてくれた本。 今までなんとなく着こなせている気分でいた服たち。ベルトを締める意味、アクセサリーをつける意味…たかが着ることにも知性が表われてしまうなんて。もっと着ることに真剣にならなければ!と思ってしまった。2011/03/24

Megumi Yamazaki

4
最近の「捨てブーム」の筆頭に上がるのが「服」。 何故日本人はこれほどに服を買ってしまうのか、そもそも「服」とは何なのか、ということを教えてくれます。こういう本質を語る本はほかに出会ったことがありません。洋服と言うものの本質を知ると、何を捨てて、何を残せばいいのかよくわかります。片付け本で「一年着ない服は捨てましょう」なんていうアドバイスをされますが、それでは服は捨てられません。服をやたら捨てる前に一度は読んでおくべき。私の衣類はおかげでハンガーに掛かっている分が1m巾、箪笥は2段に全て納まっています。

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/138105
  • ご注意事項

最近チェックした商品