内容説明
20世紀のデザインがアクセルを踏んで加速してきた大量生産・大量消費、その果てに現出したグローバリゼーションという名の価値観の一極集中。100年後、1000年後の人たちは、この世界をどんなふうに語るのだろう。そしてわたしたちの想像力は、世界をどんな場所へと変えていけるのだろう。あらゆるイメージを総動員し、メジャー/マイナー、コマーシャル/アンダーグラウンド、ソーシャル/パーソナルといった旧世界の対立軸を組み替えていく換骨奪胎の試み。「関係」を変えていくことからはじまる「表現」の新境地。