内容説明
どうして日本人の誰もが悲しい嘘をつきつづけるのか、１２のストーリーは語る。「シズコズドーター」のキョウコ・モリ初のノンフィクション。
目次
第１章 言葉
第２章 家族
第３章 隠しごと
第４章 儀式
第５章 女の居場所
第６章 からだ
第７章 象徴（シンボル）
第８章 学校
第９章 涙
第１０章 嘘
第１１章 安心
第１２章 わが家
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hydrangea
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英語で書かれたものの翻訳なのに、なぜか初めから日本語で書かれたもののような錯覚に陥った。著者が日本人だからだろうか？内容は、共感できることもあれば、時代遅れだと思うこともあった。たとえば、現代の日本ではインフォームドコンセントが主流で、本人に病気を隠したりしない。ミチコという継母のキャラクターが壮絶で、これが本当なら、まさに事実は小説よりも奇なり、だろう。2021/11/05
