内容説明
18世紀と19世紀の狭間で、独自の道を歩み続けたヘルダーの美学思想を、「ミーメーシス」を手がかりに解き明かす。
目次
第1章 ヘルダーと人間的言語の起源(コンディヤック、ジュースミルヒ、ヘルダーの言語の起源;ヘルダーの言語起源論)
第2章 ヘルダーにおける感覚と言語(センスス・コムーニス(共通感覚)
聴覚と視覚と触覚の関わり ほか)
第3章 ヘルダーの音楽観(音楽とは何か?;言語と音楽 ほか)
第4章 ヘルダーの詩論(詩作の歴史における分岐点―プラトンからアリストテレスへ;詩作の歴史における分岐点―ルネサンス以降 ほか)