内容説明
気鋭の言語研究家三宮庄二・きものプロデューサー幸田美智子が、衣服に関するさまざまなことばを、イラストを交えて紹介。日本に古くから伝わることわざ・成句・慣用句など二百余りを、わかりやすく解説。日本人なら知っておきたいことばの本。
著者等紹介
三宮庄二[サンノミヤショウジ]
1936年大分県別府市生まれ。1955年大分県立上野丘高校卒業。上洛後、執筆・演劇活動をする。1960年図書出版株式会社山口書店に入社。1980年同社社長に就任。1994年(株)京都修学社を設立し代表取締役社長に就任
幸田美智子[コウダミチコ]
1947年京都嵯峨嵐山生まれ。きものプロデューサー・衣装コーディネーター・きもの研究家として幅広く活躍する和装スペシャリスト。また、社員研修・幸田美智子きもの大学・きもの着付けプロ養成講座・文化講座などの講師として全国をめぐり、多くのファンに支持されている。オフィス華門代表さがの翠巒荘主人。幸田美智子きもの文化伝承塾塾長。日本フォーマルウェア協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
半木 糺
1
「着物」に関わる故事成語や言い回しを集めた本。イラストも付いており、楽しく読みながら勉強できる。2014/07/20
鈴
0
三宮氏の文を幸田氏が補っている感じだと思う。三宮氏が衣に纏わる言い回しを面白いと感じて集めたのかな。衣自体には思い出も思い入れもなさそう。辞書由来と思われる記述が多い。しかし知らない言葉も多かったので勉強になった。2013/01/30
未来来
0
本読んでいてわからない名詞の資料にと求めたのですが、思いの外言葉辞典でした。衣服に関する言葉を集めたそうですが、どうも関係無さそうなのも混じっています。挿絵があるのですが、時折それも何故それなのか考えてしまうものも。薄い割に重複が目立ち、雑学を求めるには著者の意見が入り過ぎて微妙でした。記述に世代を感じます。《蔵書》2009/09/16