内容説明
本書では、医薬品の中でも、現在最も汎用されているものと過去に中毒症例報告のあるものを中心として、176品目の中毒症状、致死量、体内動態(最高血中濃度到達時間、生物学的半減期、蛋白結合率、分布容積、排泄経路など)、処置法につき記述した。個々の医薬品を毒性の危険度別にA・B・C・Dの4ランクに分け、致死量、LD50値を成人(体重50kg)に対する製品の錠数、グラム数で表記した。過去に中毒症例が検索できた医薬品については、『症例』として処置法や経過を記載している。
目次
総論
各論(催眠鎮静剤;抗てんかん剤;精神神経用剤;中枢興奮剤;解熱鎮痛消炎剤;鎮痛剤 ほか)
巻末資料(主な医療用医薬品合剤一覧;主な一般用医薬品(OTC)合剤一覧)