内容説明
良識ある『地球の歩き方』では絶対に紹介しないバンコクの危ないけど面白い裏情報をエネルギッシュな写真と共に紹介する最新ルポルタージュ。
目次
バンコクの麗しき女たち
バンコク市内への足は59番バスで
早暁のカオサン通りを闊歩する
他人の面倒まで見切れない
みんな騙されて大きくなったのだ
後を絶たないカモられ役の日本人
ここは「何でも相談室」じゃないんだけど
本場のオカマにはかなわない
五十万でムショ行きじゃ洒落にもならない
便器のどちら側に尻を向けるべきか?〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hiratax
1
アジアやタイや旅に関する本は目にするたびに買うようにしている。買ったまま読んでいなかったので今。カオサン通りを中心に著者がだらだらとバンコク事情、外こもり日本人事情を綴る。トランプ詐欺などありがちな話が続く。20年間、アジアの日本人が変わらないという脅威。本ページの下には1行情報も並ぶ。著者は元雑誌記者のようだが、現在形の活躍がない。今はどこに?2015/05/25
boggie999
0
知る人ぞ知るカオサンの伝説のキッチンケロケロの店主花田先生(本人赤塚先生に似てるので、私はリアルタイムで「先生」と呼んでいた)による著書。 今書いてる小説の資料として再読。 あの頃のカオサンの濃密で怠惰な空気を感じた。 ちなみに著者は2004年頃まで「Gダイアリー」で「キッチンケロケロ敗戦の弁」という連載を持っていたが、そのあとの消息は不明。 MPツアーをMKツアー、フジスーパーのソイを32などと致命的な間違いが多い。当時はこの程度の情報でも有難がられたってことかな。2024/04/16