内容説明
今を、悩み、一心に生きる子どもたちに、「詩の少年・詩の少女」新人賞受賞の詩人が贈る、みずみずしい詩篇。さわやかな風が吹き、まばゆくおどろきに満ちた少年・少女の日々が、ゆっくりと浮かびあがる。村松良美の第一詩集。
目次
ねこの瞳(トンボ;ねこの瞳;ねこの秘密 ほか)
木のさんぽ(氷;カーテン;雨 ほか)
りっぱな子ども(夏休みのあいさつ;波;りっぱな子ども ほか)
雪どけ(思い出;かいだんにすわると;左手 ほか)
著者等紹介
村松良美[ムラマツヨシミ]
1961年名古屋市生まれ。本名・村松好美。愛知淑徳大学国文学科卒業後、数年の間、母校の高校その他で講師を勤める。夫の転勤に伴い、3年間をアメリカ・ミシガン州にて暮らす。アンソロジー『現代少年詩集』(銀の鈴社)ほかに作品発表。2002年、いしずえ「詩の少年・詩の少女」新人賞受賞
大井さちこ[オオイサチコ]
1962年東京都世田谷区生まれ。本名・田沢幸子。小学校の頃から画家山本日子士良氏に、油彩画を学ぶ。子どもの誕生を機に、絵本作りや銅版画を始め、グループ展などに出品。エッチングに彩色を施し、物語性を持つ小さな世界が注目される
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