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内容説明
国いちばんのなまけものが歌の才で大出世!日本画の実力派と児童文学の新鋭が創った、美術本として大人も楽しめる、京の歴史絵本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
22
御伽草子の一節だから、このように雅さがあるのでしょうか。 ただの無精男が、これまでに言葉を巧みに使うこと、行動力があることに驚きました。 ものぐさが過ぎる太郎が、転がったままの餅を取ってもらった地頭に認められる件も、全てが気まぐれから始まったことを印象づけています。 気品のある絵本ですが、ただ、文章が見づらいことが残念でした。 読み聞かせというよりも、一人読みで楽しみたい絵本です。 外国人に喜ばれるかも。2021/03/19
あおい
14
怠け者で寝転んでばかりのものくさ太郎は「都には綺麗な人がいるよ」と言われ都に仕事に出かける事に。都では一目惚れした女性に突然抱きついたりなかなか強引な太郎。歌のスキルはどこで身につけたのか謎。2025/02/06
ゆにす
9
「御伽草紙」の一編。歌の才能で、随分うまく恋が叶ってしまったものです。。ああ、でもわかるような気もする(笑)言葉がうまいと傾くものです。ものくさ太郎ってこんなお話だったんだ。2012/03/07
お笑いループシュート
2
古典や日本史の授業で名前は聞いたことがあったけど、どんな話なのか詳しくは知らなかったので読んでみた。 教訓としては、「何もしなくてボっーとしている人でも見た目に反して意外と教養があるものだ」 「知識や教養があれば、いざという時に役に立つ」なのかな。 「こんなうまい話あるわけねぇだろ!!」と思うけど、元は御伽草紙の代表作の一つだから固い話は抜きにしよう。2020/12/24
printemps
0
平安建都1200年協会協賛図書ということで、かなりの思い入れが入った絵本のようです。 10編あるらしく、残りの絵本も気になります。 しかし、他の方のコメントにもありましたが、文字が絵に溶け込んで読みづらい。 英文があるので外国の方にも楽しめるのかもしれないが、それも文字が溶け込んで読みづらい。 残念です。