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内容説明
人買いにだまされた母と姉弟の運命は?日本画の実力派と児童文学の新鋭が創った、美術本として大人も楽しめる、京の歴史絵本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
旅するランナー
156
吉田修一の翔んでる頭獅王を読んで、原作を知りたくなった読者さんにオススメの絵本です。勧善懲悪、因果応報、紆余曲折、英文併記でございます。静かな残酷さが滲み出る絵が素晴らしいです。2020/02/05
☆よいこ
59
吉田修一『アンジュと頭獅王』 https://bookmeter.com/books/14423474 からの復習読み。因果応報、悲劇からの帰還の物語。児童向けなので残酷な描写はなし…だけどだいぶ悲惨な話。▽敬愛する栗本薫先生の愛読書だったと記憶している。▽英語表記あり2019/12/17
ふじ
17
父を救おうと国を出た親子と乳母が、人売りに騙される。姉弟は太夫に売られて…。ほんと、めでたしめでたし?とはいえ後味の悪いことこの上ない…2019/04/03
あおい
14
人買いに騙され母と引き離され過酷な労働を強いられる安寿と厨子王。顔に焼きごてを押されたり厨子王を逃した安寿が拷問で殺されたり本当にかわいそう。最後は母に再会してめでたしめでたしって感じで終わるけど安寿が不憫。2019/07/06
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
13
英語併記。山椒大夫(原作)とは異なり、乳母と安寿が亡くなり父母は厨子王と再会する。ハッピーエンドにしたかったのかもしれないが、後味は悪いまま。日本画の美しい絵本ですが、文字が背景に埋もれて読みにくいページがあるのが残念。2020/06/22
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