内容説明
寄付を募る課題を、霊性の角度から考えることはめったにありません。霊的働きを支援する必要があるにしても、どちらかと言えばあまり心地よい活動ではないと考える人もいるかもしれません。そして多くの場合、それは危機への対応として実行されます。「必要なお金が足りません。寄付を集めなければなりません」と。そうなって初めて、そのようなことに自分たちが慣れていないと気づくのです。ナウエンが語るファンドレイジングに対するヴィジョンは、実体験からもたらされたものです。そして彼はこう言います。「寄付を募ることは、説教を語ったり、祈る時間を取ったり、病人を見舞ったり、飢えた人に食事を提供したりするのと同じく霊的な事柄です。ファンドレイジングは第一の、何よりも重要なミニストリーの一つです」。
目次
ミニストリーとしてのファンドレイジング
神の王国が現れるのを助ける
私たちの安全の土台
富んでいる人たち
寄付を募るということ
新しい交わり
祈りと感謝
御国が来ますように
著者等紹介
塚本良樹[ツカモトヨシキ]
兵庫県生まれ。キリスト者学生会(KGK)副総主事・卒業生宣教局長。国際基督教大学、慶應義塾大学大学院、米国フラー神学校卒(M.Div.)。東京福音センター・多摩ニュータウンキリスト教会協力牧師、聖書プロジェクト日本語版Language Advisor、聖学院大学非常勤講師
ナウエン,ヘンリ[ナウエン,ヘンリ] [Nouwen,Henri J.M.]
カトリック司祭。キリスト教霊性についての作家。イェール大学、ハーバード大学で教えたのち、ラルシュ・コミュニティの牧者として知的障がいを負った仲間と生活をする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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