出版社内容情報
サラ(文)とデイビッド(絵)の名を世界に知らしめた名作絵本!
リディア・グレース・フィンチは、家の事情が良くなるまで、遠い都会でベーカリーをしているおじさんの家にあずけられることになりました。リディアは、身の回りのものや文房具のほかに、いろいろな草花の種をつめたカバンを持って、列車で町にむかいました。
おじさんのところで、リディアは花を育て、店を明るくしてお客さんに喜んでもらいます。でも、おじさんは、ちらっとも笑顔を見せません。リディアはおじさんを絶対笑わせてみせようと、秘密の計画を立てました……。
小学校中学年から大人まで。日本図書館協会選定図書。厚生労働省社会保障審議会推薦。1998年コールデコット賞オナーブック。アメリカ図書館協会優秀図書。
1930年代、アメリカの大恐慌の時代を背景に、寄り添いながら生きる人々のすがたが、少女リディアの目をとおして描かれています。逆境にあってもくじけず懸命に生きる少女、無愛想で笑顔を見せないおじさん、遠く田舎から少女を思いやって手紙をくれるおばあちゃん、パンのこね方を教えてくれるエマ。周辺の人物のキャスティングがみごとです。物語の進展とともに花が増え、おじさんのしかめ面がわずかずつゆるんでいく様が、繊細なタッチの絵で表現されていきます。ラストページ、万感の思いを込めて抱き合う少女とおじさんに、胸が迫り、涙をさそわれてしまいます。
内容説明
リディア・グレース・フィンチは、家の事情が良くなるまで、町でベーカリーをしているおじさんのところに滞在することになりました。リディアは、身の回りのものや、文房具のほかに、いろいろな草花の種をつめたカバンを持って、列車で町にむかいました。おじさんのところで、リディアは花を育て、店を明るくしてお客さんに喜んでもらいました。でも、おじさんは、ちらっとも笑顔をみせません。リディアはおじさんを絶対笑わせてみせようと、秘密の計画をたてました…この作品は、1930年代のアメリカの不況時代を背景に語られています。主人公の少女は、快活で意志が強く、生来の気前の良さで、出会う人ことごとくを明るく幸せな気分にしてしまいます。コールデコット賞オナー・ブック。アメリカ図書館協会優秀図書。
感想・レビュー
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