ウェッジ選書
映画と写真は都市をどう描いたか

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784900594883
  • NDC分類 778.04
  • Cコード C0370

内容説明

映画が、そして写真がとらえた都市の肖像。そこにはすでに失われてしまった都市の相貌が、いまもなおありありと存在しているかのように息づいている。私たちは映像のなかに朽ち果てることのない都市の永遠の魂を見つける。

目次

光と時間―意識と経験としての近代“都市”
第1部 都市はいかに表象されるか(夢声映画と都市表象―帽子の時代;都市の無意識の暴露―ウジェーヌ・アジェの都市写真)
対話 都市の死と再生
第2部 フィルムは記憶する(映画のなかの都市の記憶;見知らぬ乗客のための写真の歴史)

著者等紹介

高橋世織[タカハシセオリ]
文芸評論家。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。北海道大学文学部助教授、早稲田大学政治経済学部教授を経て、2007年4月より東京工業大学世界文明センター特任教授。専門領域は、モダニズム研究、イメージ論、日本文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メタボン

24
☆☆☆★ 大学時代に習った高橋世織教授の編著。当時から、高橋教授は「映像」と「文学」と「都市」の関連について詳しかった。映画で描かれる都市と、人々の意識の変遷、連関の考察が面白い。帽子に表れる都会の象徴、実は映画を撮影しにくい東京、などのエピソードも良かった。2016/04/10

たけヴぁやし

1
こんな話を大学でもっと聞きたい

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