内容説明
合気道開祖・植芝盛平を身近に知る内弟子・直弟子たちによって、盛平とその合気道が語られる。合気道の歴史、また植芝盛平の人となりを知り、合気道への理解を深める貴重な会見の数々。
目次
合気道の源流を守って
人はイキとイキとのムスビにおいて生成化育されている
武道を広めるためには、その殺傷性をカットし、競技化していくのが最善なのです
合気道とは人生処世術の縮図みたいなもの
対象を宇宙に置いた合気道を目指して
嘉納先生と植芝先生の「和の精神」を活かす武道を
植芝先生の持つ、無限の、妙なる力を求めつづけて
「世界が合気で結ばれますように」と祈念しておる毎日です
合気道の心を茶道に求めて
「剣道とは人間形成への道」を理念に
「対すれば相和す」の徳を磨くのが、武道
植芝先生の武道は生きていた
「もっとより以上に」という気持ちを最期まで失わなかった大先生
円運動を行なうことで相手を同化させる、そこに合気の合一の精神がある
植芝先生の手をつかんだ途端…もうそれで負けです
合気道のいきつくところは、世界平和