出版社内容情報
【内容】
宇城師範による技と解説をはじめ、統一体体操などを掲載。
また、宇城師範の活動を追い、スポーツや日常に、武術とその心がどう活かされてい
るか、武術本来の力がいかに私たちの生きるエネルギーにつながるかをお伝えする
本。
《内容 ―もくじより―》
第一章 武術を活かす （文 宇城憲治）
武術の原点にかえる／逃げない身体、裏切らない心／稽古は武術で／未来から現在を
見る／内面をきわめる／述べて作らず古を好む／0.5秒の時間に入る身体脳／身体脳
は超高度なＣＰＵ／武術を日常に活かす／武術空手稽古のプロセスとは／自然体を得
るために
第二章 武術の絶対条件とは （文・解説 宇城憲治）
《180枚を超える連続写真を使用》
・武術の七つの絶対条件
相手に入る／ゼロ化――相手を無力化する／相手と調和する／間を制する／二
の手を封じる／自在としての組手／素手の心・剣の心
・検証
・剣の心
・インタビュー「求めていた答えが、宇城師範にあったのです。」
RKJ日本空手道数見道場道場長 数見肇 RKJ空手術日本拳学会主宰 岩﨑達也
第三章 誰もがもつ 身体の潜在能力を引き出すために （文・解説 宇城憲治）
・三戦 サンチン の型
・日本伝統の型――正座
・統一体体操
第四章 武術を原点にした応用の世界 （取材 編集部）
・スポーツに活かす
野球／ラグビー／ゴルフ／アメリカンフットボール／陸上／ライフル射撃／ス
ケルトン／サッカー
・日常に活かす
宇城一般塾／空手実践塾／ＵＫ実践塾
・武術をベースに広まる国際交流
［合気エキスポ2005］
【対談】宇城憲治 ｖｓ ロシア武術・システマ創始者 ミカエル・
リャブコ
［コロラド合気道セミナー2005］
ボルダー合気会 池田裕 ／AIKIDO SCHOOLS OF UESHIBA主宰 五月女貢
・武術を通して教え、学ぶということ （文 宇城憲治）
第五章 宇城憲治特別対談 ――季刊『道』より――
・ヴァイオリニスト 川畠成道氏
・元神風特攻隊員 浜園重義氏
・現代舞踊家 石井みどり氏
・国際松濤館空手道連盟館長 金澤弘和氏
武道を通して平和への循環をつくる （文 宇城憲治）
【著者紹介】
宇城憲治 うしろ けんじ
1949 年１月15日、宮崎県小林市に生まれる。1967年宮崎大学入学と同時に空手部に
入部。卒業後大阪に転居。沖縄古伝空手・心道会の座波仁吉宗家に身近に接し、それ
までの競技空手に疑問を感じ、直接指導を受ける。以来、沖縄空手、座波空手に傾注
する。全日本剣道連盟居合道教士七段。心道流空手道教士七段。
1986年由村電器技術研究所所長、1991年同常務取締役、1996年東軽電工代表取締役、
1997年加賀コンポーネント代表取締役、2004年UK実践塾代表。 著者に『武道の原
点』『武術空手の知と実践』『武術空手への道』『武術空手の極意・型』『頭脳から
身体悩へ』（合気ニュース）、『武道の心で日常で生きる』（サンマーク出版）。ま
た宇城師範監修（小林信也著）による『誰でもたちまち130キロが打てる武術打法』
（草思社）、『古伝空手の発想』（光文社新書）もある。
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