出版社内容情報
塩月修一[シオツキシユウイチ]
著・文・その他
内容説明
日本の経済界を支配する巨大銀行群―住友、三菱、三和、富士、第一勧業、日本興業。そのトップに君臨する頭取たちの人間臭い悩みと底知れぬ野望とは何か。再編成を迫られている銀行界の真実の姿を浮き彫りにする―。
目次
序章 銀行首脳が汗をかく熱い戦いの日々
第1章 “事件”に泣かされるのは、住友銀行の悲しい宿命なのか?
第2章 時代遅れの方針にしがみつく三菱銀行の凋落一途
第3章 幹部が派閥戦争に血道をあげる三和銀行は本当に大丈夫か
第4章 後継者選びに失敗した富士銀行が抱える不安
第5章 「合併」で苦汁を飲みつづけた第一勧業銀行の紆余曲折
第6章 ワンマン体制で金太郎飴になった日本興業銀行に明日はあるか
第7章 効果が出るのは20年後、太陽神戸三井銀行の前途は霧の中