内容説明
サイババを信じていた著者が、ふとしたことからイギリスで手に取った一冊の小冊子。そこには驚天動地のサイババ像が描かれていた。情報の細い線をたどり、イギリス、スウェーデン、ドイツ、デンマーク、アメリカと、性的虐待にあった本人を探し出す旅が始まった。次々と実現する直接インタビュー。さらに、元アシュラム専属ビデオカメラマンが編集中に発見した衝撃映像をカラードキュメントに加え、ひとつの時代の終焉を告げる衝撃のドキュメンタリー。「神」を私たちの外側に見ようとする時代が、いまここに終わろうとしている。
目次
「発見」というショッキングな小冊子の発見―グラストンベリー・イギリス
国際雑誌『ネクサス』にあばかれた「裸のサイババ」―マルボロー・イギリス
5年間おもちゃにされていたスター映画俳優―ソーダコッピング・スウェーデン
ポーランド青年の「サイババ・物質化トリック」の種明かし―ソーダコッピング・スウェーデン
オーラルセックスを強要された14歳アメリカ人少年の手記―ソーダコッピング・スウェーデン
息子を性的いたずらされた元サイババ学校の女性校長―ソーダコッピング・スウェーデン
インド警察の手から脱出したドイツ人のサイババ被害者夫婦―ミュンヘン・ドイツ
インターネットでサイババのウソを糾弾する元サイババ信望者―コペンハーゲン・デンマーク
サイババに最も近しかった元サイババ大学音楽教授・イギリス人夫妻―ノースウェールズ・イギリス
オーストラリアのテレビ特集「サイババ病院で消えた片方の腎臓」―ノースウェールズ・イギリス〔ほか〕




