内容説明
これほどシンプルでこれほど本質的な生き方が他にあるだろうか。すべての人にある「自分がワクワクすること」。そこには、あなたの人生を劇的に活性化させる「奇蹟の力」が宿っている。
目次
第1部 あなたのワクワクに宿る奇跡の力
第2部 誰もが信じているウソ
第3部 ソースを実行するための、六つの方法論
第4部 人生の方向性と仕事とお金
第5部 ワクワク人生を生み出す四つの条件
第6部 ソースの車輪
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
379
たいへん良い本だった。根幹的なメッセージは「自分がワクワクすることだけをやりなさい」ということ。ストレスや問題、悩みの原因は突き詰めると「やりたくないこと」をやっているのが原因で、ワクワクすることを見つけて、それだけに注力すれば、あらゆる問題は解消して人生全般がうまくゆく――と伝えている。具体例が多く、チェックリストを使うなどして、できるだけ読者に共感させようという姿勢が見て取れる。また、翻訳本ではあるが、訳し方がうまいのか、文章を読んでいて違和感を抱いたりすることがほとんどなかった。2016/08/26
獺祭魚の食客@鯨鯢
39
「ワクワク」することは子どもの時にはたくさんありました。大好物の夕飯のおかず、家族での旅行、遠足のおやつ購入等々。大人になった今ならば簡単にできてしまうことをワクワクしながら心待ちにしたものです。/ 大人になって生きる楽しみを失った中、ボーッとした時間を少しでも減らすためには「嫌われる勇気」を持って「都合のいい人」をやめることも必要です。/ 小さな成功を至上の喜びとする気持ちを持つことで、お金や手間を掛けず毎日が少し楽しくなるかもしれません。「人生百年の時代」ですから。 2019/06/20
Kikuyo
38
「やりたいことを全部やる。無視しているワクワクがあると、自分の中の一部が死んでいるようなもの、死んだ部分がいずれ生きている部分を腐食していく」なるほど。とても前向きな気持ちになる、ありがちなポジティブ思考とは違う、確かなパワーを感じます。2017/02/28
ノリピー大尉
34
今やっていることに情熱を集中させれば、より多くを行えるし、心配ごともなくなるという考えは、カーネギーの「道は拓ける」に通じている。 実行不可能に思えても、目的の方向に向かうために今できる小さな行動は何かを考えることは大切だろう。小さな行動の積み上げが大きな結果につながっていることを忘れてはならない。「目標は設定しない」はかなり抵抗があるメッセージだ。 「ストレスの最大の原因は、やることが多すぎることではありません。やりたくないことをやることがストレスの本当の原因です。」(179ページ) 2017/06/24
黒頭巾ちゃん
33
「ワクワクすることが本来の生き方である」としています。ワクワクをすると、“ワクワクする人が集まり始める”としています。そのステップは、1:ワクワクすることを見つける-2:ワクワクすることを“全て”やる-3:ワクワクを人のために使う-4:1~3をバランスよく扱う。筆者の想いは「人は職業に生きるのではなく、自分の生れてきた目的、自分の存在意義に則った人生を送るのが本来の目的」としています。その例として、ギター好きなと夫が失業した際に好きなギターを始めると5分通勤でギターもできる会社を見つけたという話です(^^2013/10/20