ドラクエコミックス マンガドラゴンクエストへの道

滝沢ひろゆき

スクウェア・エニックス（1990/02発売）

• サイズ A5判／ページ数 285p／高さ 21X15cm
• 商品コード 9784900527263
• NDC分類 797.9
• Cコード C0276

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Kawai Hideki]

実家で久々に読了。国民的RPGとなったドラゴンクエストのシナリオライター・堀井雄二、プログラマー・中村光一、ゲーム音楽・すぎやまこういちらが、どのように出会い、どのような想いでゲーム制作に取り組んできたかをドキュメンタリーな漫画として構成。メニュー選択式のコマンド入力、テキストだけの戦闘シーン、様々な情報を効率良く提示するためのマルチウィンドウ方式、ゲームスタート時のチュートリアルなど、今では当たり前になったことが、ブレークスルーとして誕生している。一人一人の、ゲームに対するほとばしるような情熱が眩しい。

2016/03/13

[晩鳥]

ドラゴンクエストⅠが誕生するまでの物語。堀井雄二や中村光一などが登場する。まだゲームと言えばパソコンで、ファミコンが発売される前の時代から始まる。登場人物がみんなゲームに対する熱い思いを持っており、家庭用ゲーム機黎明期にその熱さでぶつかっていけた彼らが羨ましくも感じる。

2025/04/29

[Kazuhiro Kurimoto]

昨年末のNHKのドキュメンタリー「ドラゴンクエスト30th～そして新たな伝説へ～」を見て、読みたくなった。実はこの本は小学生のころに一度読んでいる。当時はまさにドラクエが社会現象になっている真っ只中であった。「世界一のゲームソフトを作る！」という純粋な夢に向かって、チーム一丸で突き進む姿には深く共感するし、また羨ましくもある（チームの中心メンバーは20代、30代の若者たちであった）この本自体は絶版で入手が難しいけど、テレビ番組は1月8日の0時50分から再放送されるみたいなので、見逃した人は是非観てほしい。

2017/01/03

[松田望]

タイトル『ドラゴンクエストへの道』は『ドラゴンへの道』のもじりだということに今どき気づく。みんな若かったんだんだなあ……すぎやんでさえ！！

2013/12/12

[あんこすきの守]

友人に借りて数年ぶりに再読。今では当たり前なゲームシステムも最初は生みの苦しみがあったんだよなあ。ドラゴンクエストがゲーム史において如何にエポックメイキングであったかよーく分かる一冊。漫画は古くさいが熱いよ。

2012/02/28