内容説明
高齢者行政に携わる２０代女性の目がとらえたデンマークの看護福祉と市民生活、そして日本の現状。自立した老いを最後まで上手にサポートするために、それぞれの世代はどう生きるのか、私たちに何ができるのか。あなたのまちのよりよいサービスに捧げる―。
目次
１ プライエム「カリタス」
２ ローカルセンター「スケレア」
３ 日本人として思うこと
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ayano
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退職された方にいただいた本。読んでいて「生きる」ことと「生かされること」は違うだなと感じた。古い本だけれども、臨床系の看護だと生活に目が向く割合がすくないけれど、生活の中に徐々にキュアやケアの割合が増えていって最期はそれらからも離れて自分にとっても周りにとっても穏やかな死が理想だなと感じた。デンマークと全く同じようにできるかというと、財源や制度の絡みもあって難しいけれど、いろいろな選択肢は知ることが大事だと思った。2023/11/08
