内容説明
本書は経済を構造化された情報の流れのシステムであると捉える見方を提供する。
目次
第１部 基礎編（情報費用と経済組織；調整プロセス；企業の本質；企業間ネットワーク；模倣と不安定性；情報：事実と道徳）
第２部 応用編（工業地区；フリースタンディング・カンパニー；勅許貿易商社；情報費用の歴史的意義）
著者等紹介
カッソン，マーク［カッソン，マーク］［Ｃａｓｓｏｎ，Ｍａｒｋ］
現在イギリス、レディング大学経済学部教授である。彼の主要な研究領域は、企業家精神、企業文化および多国籍企業論など多岐に渡っており、経営史や失業の理論や政策に関する研究も公刊している
手塚公登［テズカキミト］
１９５０年北海道生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業、一橋大学大学院商学研究科博士課程単位修得。現在、成城大学経済学部教授。専門は企業論
井上正［イノウエタダシ］
１９５２年兵庫県神戸市生まれ。横浜国立大学経営学部卒業。神戸大学大学院経営学研究科博士課程単位修得。現在、早稲田大学社会科学部教授。専門は企業経営論
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感想・レビュー
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KAZOO
7
副題が「新しい企業理論の展開」とあるように、経済を情報の流れであるとする考え方で理論を展開しています。あまり期待しないで読んでいたのですが、内容的には新しい考え方が多く、企業間のネットワークなど参考になるところがありました。2014/05/07
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