刃物の金属組織学―身近な刃物・日本刀・隕鉄 驚きの真実

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刃物の金属組織学―身近な刃物・日本刀・隕鉄 驚きの真実

  • 朝倉 健太郎【著】
  • 価格 ¥5,500(本体¥5,000)
  • アグネ承風社(1996/09発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 279p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784900508514
  • NDC分類 578.46
  • Cコード C3043

内容説明

金属学を専門とする研究者が、身近な刃物(キッチン包丁・そば切り包丁・かんな・彫刻刀・オルファナイフ、肥後守ナイフなど)、理美容はさみ、かみそりと医療用メスなどを、あらゆる視点から金属素材や金属組織の基礎知識、強化メカニズムと関連づけて説明。日本刀を「刃文とミクロ組織」の視点から究明し、GHQ命令によって没収されそうになった、隠されたさびた日本刀および軍刀を調べている。多くの刃物を約10年間切り続け、金属組織観察はもちろんのこと、刃角やビッカース硬さなどを調べ、切れる秘密を解明。伝統ある老舗包丁の調査や、100円包庁のダメな原因についても調査。付録には刃物用材料の合金元素の組成、基本的な硬さの考え方、炭素量を簡易的に調べる火花試験法などについて言及している。

目次

第1章 刃物の歴史
第2章 金属の基礎知識
第3章 隕鉄の組織学
第4章 ステンレス鋼刃物と金属の強化因子
第5章 和包丁(出刃包丁)の科学分析
第6章 各種汎用刃物の組織と硬さ
第7章 玉鋼と日本刀
第8章 種子島はさみと理美容はさみ
第9章 カミソリと医療用メス
第10章 100円包丁と100円はさみ
第11章 刃角度と3D測定マイクロスコープによる測定と実測値の比較
第12章 打刃物(包丁)づくり体験
第13章 付録

著者等紹介

朝倉健太郎[アサクラケンタロウ]
東京大学大学院工学系研究科マテリアル工学専攻において、光学顕微鏡および電子顕微鏡による材料研究・構造解析を約40年行う。1997年Michael Tenenbaum論文賞、2008年銅及び銅合金技術研究会(日本伸銅協会)論文賞、2014年日本チタン協会特別賞など。工学博士(東京大学大学院工学系研究科マテリアル工学専攻)。東武医学技術専門学校非常勤講師(公衆衛生学)。幸手看護専門学校非常勤講師(公衆衛生学・社会福祉)、東京デザインテクノロジーセンター専門学校非常勤講師(機改工作基礎)、日産アーク(株)技術顧問、水谷理美容鋏製作所技術顧問、池上精機(株)技術顧問、日本チタン協会福祉・医療WG外部委員など。2010年に定年退職後、刃物に関する研究に興味をもち、身近にある刃物を次々に切断して金属組織、刃角、ビッカース硬さなどを調べてきた。これらの成果を「刃物あれこれ」(アグネ技術センター)、「髪の毛を切るってなんだろう」(アグネ承風社)、「刃物の科学」(日刊工業新聞社)。そのほか電子顕微鏡Q&Aシリーズ本(アグネ承風社)、「不織布のおはなし」(日本規格協会)、「福祉用具で介護が変わる」(アグネ承風社)など多くを執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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