内容説明
「社会の進化」はこのような「老いの進化」に対応するものでなければならない。「老いの進化」に応じて、社会は、「老い」の意味を再構成し、「老い」に新たなエネルギーを与え、「老いの進化」を社会と滑らかに接続する必要があるのである。
目次
第1章 社会にとって「老い」とは何か
第2章 老いのメカニズム
第3章 脳の加齢現象
第4章 「老い」と身体
第5章 高齢化社会の生きがい構造
第6章 高齢化社会の都市デザイン
第7章 仮想現実空間の可能性
第8章 ミームの乗り物としての老年期
著者等紹介
山本和高[ヤマモトカズタカ]
1950年9月兵庫県姫路市に生まれる。1976年3月京都大学医学部卒業。京都大学医学部助手、福井医科大学放射線科助教授を経て、現在、若狭湾エネルギー研究センター医療研究室室長、医学博士
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