感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
井上岳一
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再読。いやー、何度読んでも素晴らしい本です。三木成夫はほんと稀代の学者です。藝大生は必読。こんな学者が藝大にはいたんですよ!2013/06/28
Ayumu Wakuta
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名著!!!2013/02/19
路雨
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「宇宙根原のかたちを,われわれは以上のようにまず空間的な「らせん」から時間的な「リズム」に求め,ついでこの宇宙のリズムのすべてを互いに双極的に聯関する“自然リズム” と“個体リズム”の姉妹に分った。ここからもしわれわれが,この大自然に溢れるリズムを生きものとして感じとろうとすれば、われわれ自身のからだもまたこれと共鳴できるように生き生きと波打っていること,いいかえればこのからだが,生きたひとつの「小宇宙」であらねばならぬ,という結論に導かれることとなる。」2025/07/03
gachin
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どっぷり観念論的な形態学って今の時代では小馬鹿にしてしまったりと、なかなか感覚として理解しがたい。しかしそれはメインストリームにあった時代もあった。本書のような本を読んでおくと、そういう時代の文献や続く時代の”観念論アレルギー”の理解の助けになる。