内容説明
「葵新聞編集室」の記者四名は、三河岡崎の人々の期待を担う竹千代、つまり後の徳川家康と、秀忠、家光の、江戸250年の平和の基礎を築いた親子三代を取材するため、時は天文11年(1543)、まずは岡崎城に赴くこととした。この取材が後の歴史を変えないように、努めて慎重に行動するつもりではあるが、記者も人間、多少の主観的要素が反映することはお許し願いたい。もちろん、戦乱に巻き込まれ、再び現代に戻れないことは覚悟のうえ。読者には必ず、刻々最新のニュースをお届けすることをお約束して旅立つことにしよう。
目次
天文11年(1542)松平家に嫡子誕生
天文16年(1547)竹千代誘拐さる!
弘治3年(1557)元信結婚
永禄3年(1560)桶狭間の戦い、今川義元敗死
永禄6年(1536)三河に一向一揆
元亀元年(1570)姉川合戦に勝利
元亀3年(1572)家康 信玄に惨敗
天正7年(1579)信康 無念の自刃
天正10年(1582)本能寺の変、織田信長横死
天正11年(1583)柴田勝家越前で敗死〔ほか〕
感想・レビュー
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- 和書
- 遺書~優真に~