内容説明
「大化物」「大予言者」「巨人」数々の異名をもち、自らは「世界改造業者」を名乗る出口王仁三郎。近代日本に特異な足音を踏み響かせ歩み、その足跡は日本国内はもとよりアジア大陸にいたり、その思想は全大宇宙にひろがる。神の導きのままに西に向かって旅立つ王仁三郎。「東からくる人」を待ちわび、ひとり野に叫ぶ出口直との出会い。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
デビっちん
10
喜三郎は高熊山の岩窟にこもり、神会の命により生まれ変わりの修行を行いました。そこでは物質世界の行く末は破滅であることを示され、精神世界の普及により世界を救うことを使命としていくことを決めました。その世界観を広げるための活動は身内を含めなかなか理解されません。神との対話や病気治しの能力を得ますが、返って怪しまれてしまいます。体の病が治るのは、心のくもりが晴れるからなんですね。物語の後半では、ついに喜三郎と出口なお、ひさが出会いました。艮の金神を世に広めるための準備がようやく整って次巻につながります。2016/05/13