内容説明
打ちのめされても絶望しても、生きていれば愛にめぐりあう。学業を途中で投げだしたウブな乙女が男だけの修羅場に乗りこんで…彼女が花火だと思ったのは戦場の砲火だった。平和に慣れきった目に映る、まさかの連続。這いつくばって逃げ延びた彼女に残されたものは…。ぎりぎりの愛の強さと純粋さ。あなたの知らない世界がここにある。増えつづけるダニエル・スティールファン必読の傑作。
著者等紹介
スティール,ダニエル[スティール,ダニエル][Steel,Danielle]
発表する作品がすべてベストセラーの第1位にランクされる、米国で最も人気のある作家
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hatagi59
1
22歳の新米女性ジャーナリストが激戦地の南ベトナムで様々な人間と出会い、苦悩、葛藤、生の喜びを感じながら成長していく姿は、分かり易くもあり、あっという間に読んでしまった。 米人ジャーナリストと事実婚であったとフランス人とベトナム人のミックスの女性が、パートナーを失った事による将来を絶望して、子供共々自死するシーンは、思わず電車の中で泣きそうになってしまった。 自分も年を取る毎に心に刺さるシーンが変わってくるな~。2014/03/14
のっぱらー
1
パクストンはベトナムで何度も地獄を見る。しかしアメリカに戻ってもやはりまたベトナムに行きたくなる思いを抑えきれず、また戻ってしまう。 現地で恋に落ちた2人の男性は一人は戦死し一人は行方不明となり、精神的にもズタズタとなる。 しかし最後のベトナムからの撤退の際、奇跡が起こったのだった。。。 最後は出来過ぎた展開ではあったが、ベトナム戦争の激しさ、そして無意味さを痛感できる内容だった。2013/07/27
ますみ
0
★★★★★2016/05/11