内容説明
スペインの優れた少数民族バスク人達に独立の日は来るか?殺された家族の復讐に燃えるテロリスト男女と、修道女四人の恐怖のスペイン縦断徒歩旅行が始まる。恋することを禁じられた修道女達にも当然のことながら様々な過去や秘密があった。死にたいほどつらい毎日から逃れ、祈りに救いを見いだしたグラシエラ。“神などくそくらえ”のルチア…。口封じのため彼女達を必死に追跡するスペイン官憲。米国の巨大企業経営者の重大な秘密をスペインに探す幹部社員…。ドンデン返しのまたドンデン返し。恐怖の中に笑いを盛り込んだ新しいタイプの長編サスペンス。天才作家シドニィ・シェルダンの最新最高の傑作が、いよいよ超訳で登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
James Hayashi
22
やはりcheesyである。とにかく深みがない。人物描写や心情もあったものではない。 興味を引いたのはサンセバスチャンくらい。美食の街でピンチョスを食べに行きたいとは思っていたが、風光明媚である事は知らなかった。ジェフリー・アーチャー「ケインとアベル」やケン・フォレットを読んでいる方が断然良い。2018/05/31
Tetchy
2
4人の尼僧の個性も良く描き分けられており、さすがはシェルダン!特にルチアが良かったなぁ。修道院に入る経緯からしてキャラ立ってます。2008/11/05
Atsushi
0
四人の修道女の過酷な運命とテロリスト集団、首謀者のハイメミロとの織りなす逃走劇。 終盤ではそれぞれの決断があり、死を厭わない物、再び神に仕える物など、うまくまとめられて、読んで行くうちに引き込まれました。2012/02/23
のちおちゃん
0
☆☆☆☆☆2000/01/08