内容説明
どうなる21世紀の日本医療。今、厚生省はカネで買う医療の道を急進している。
目次
1章 「枯れ木に水は必要ない」―良質で効率的な医療とは
2章 アリとキリギリスの話―医療における自助努力とは
3章 金持ちニッポンの高齢者いじめ―老人差別医療の実態と背景
4章 厚生省が描く病院の将来像―医療法「改正」がめざすもの
5章 切り売りされる日本医療―民間活力導入の本音
6章 コケるな、ボケるな、カゼひくな―老人保健法再「改正」をめぐって
7章 日本医療80年代大変貌の軌跡―臨調「行革」が残したもの
8章 明日の医療をつくるのはだれ―健康に生きる権利めざして
資料編(医療法の一部を改正する法律;医療基本法案 ほか)