内容説明
明治からすでに約百三十年、同じ佐久の風土で育った人の中から、なんらかの形で社会的に貢献のあった、特色のある生き方をした人などをできるだけ事実を正確に、そして読みやすくその生涯を追った。
目次
わが国最古の洋風学校―市川代治郎
近代商法の先駆者―柳田茂十郎
山国に築いた五稜郭―大給恒
小諸義塾を生んだ―木村熊二
諏訪の製糸を救った―黒沢鷹次郎
日本一の奇人といわれ―保科五無斎
長野電鉄と志賀高原―神津藤平
信州財界の救世主―瀬下清
第一回早慶戦の名投手―桜井弥一郎
放浪の詩人―三石勝五郎
浅間に輝いた文化勲章―小山敬三
“のらくろ”の生涯―田河水泡
もう一つのプロ野球―清水鷹次郎
国をうずめた日の丸―掛川俊夫
人間魚雷「回天」―仁科関夫
雲の墓標―西川俊彦