内容説明
サクラ研究の第一人者、川崎哲也が遺したサクラ属植物の繊細かつ緻密な描画が今、蘇る。植物画41種90点を収録。
目次
第1部(苔清水;有明;御衣黄;一葉;江戸 ほか)
第2部(カンヒザクラ;真鶴桜;熊谷桜;請願桜;二度桜 ほか)
著者等紹介
川崎哲也[カワサキテツヤ]
1929年名古屋生れ。宇都宮農林専門学校(現宇都宮大学農学部)卒業の後、教職(中学校教諭)につき、学生の指導にあたりながら吹奏楽部指導教官を長く務めた。そのかたわら牧野富太郎、サクラ品種収集家佐野藤右衛門の教えを受け、生涯を教職とサクラの研究に捧げ、サクラ栽培品種の鑑定家としても活躍した。いっぽう牧野譲りの植物画家として、正確精緻な植物画や図解を残した。2002年他界
大場秀章[オオバヒデアキ]
1943年東京生れ。東京大学名誉教授。英国王立園芸協会日本支部理事。理学博士(東京大学)。専門:植物分類学、生物地理学。国際的に活躍する、日本を代表する植物学者のひとり。専門のほか、啓蒙書、植物文化史の著作も多く、植物画にも深い造詣を有する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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