内容説明
国際政治や経済の舞台で強く指摘されはじめた新しい社会システムの構築―持続可能な環境での経済成長―。しかし、これを一気に実現することは至難だ。まず、足元の環境問題をもう一度振り返り、過去から現在そして明日へのレールを敷くことが大切ではないか。行政マンとして頂点をきわめた筆者が環境と経済の激しいあつれきを飄飄とこなし切ったその素顔とは!?
目次
第1話 新参番頭稼業―主体性ある対話行政
第2話 迫られた胸突八丁の選択―環境アセスメント管見
第3話 前進か後退か―公害健康被害補償制度の見直し
第4話 変化への対応―公害防止事業団のあり方をめぐって
第5話 思遣之心―環境保全のキー・ワード
第6話 地球を慈しむために―理解と実践を