内容説明
今や科学技術開発の盛衰が天下を制する時代といわれる。教育でも「平均的優等生から個性的人間の重視」、政府も「創造性豊かな基盤的技術の確立」を掲げ、「科学技術立国への途」を展開しはじめた。しかし、過去わが国は本当に“創造性”が乏しかったのか?先端技術産業など現在の革新的技術を支える基盤は強固といえるか?やがて登場するであろう“科学技術優位時代”に対してどのような身構えるべきか?以上がこの1冊を貫ぬくテーマである。多士多才なプロフェッショナルによる書き下し13編!
目次
1 データからみた日本の科学技術動向
2 国および企業の科学技術推進戦略はいかに
3 地方自治体の実践的科学技術戦略論
4 地域社会と科学技術の融合を!
5 頭脳資源立国への途
6 エピローグ