内容説明
八丈島に生まれ、南海の孤島南大東島に育った筆者が、波乱に富んだ生涯のなかで、追いつづける真の生き方。
目次
捨てられた一杯のお茶(ようなしにか来たれ、八丈へ帰ろう;無人島の開拓・玉置王国;捨てられた一杯のお茶で発憤;この手に権力握らねど―師範で学んだもの;他人のものは盗めません;理性は杯に忘れない;至誠じゃのう;僕の生き方は間違っていた―教授の弁;就職・まずやるべきことは;こんな卑劣な慣例には反対です;夜間転々;教育界との決別;日商から中央物活へ;勇み足の失敗;GHQから苦難の世界へ門出;岸道三氏の人物と引揚者救済;逃げる魚、腐った塩辛;難航した近海、岸さんの置き土産;攫われた置き土産―倒産;天たまたま吾に利あらず;サラリーマン落第;サラリーマン脱出;しがない社長業)
70歳からの出発(70歳からの出発;死の捉え方;人間の本質と世人;本来の自己;実存の死;永遠の命〈宗教〉;時の捉え方と道元の時;友情の水は涸れず)
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