内容説明
技あり・美あり・イキな文化は江戸にあり。江戸の伝統工芸と味、職人たちの話を交え一挙公開。
目次
浮世絵に江戸文化の華ひらいて・浮世絵
太田記念美術館
江戸うちわの復元
洒落っ気が生んだ江戸文学
愛らしくそして粋・江戸千代紙
ほんの気持で・ぽち袋
千社に詣でてご利益を・千社札
小さな千社札博物館
江戸本染めゆかたの職人技・型付屋と紺屋
人の知恵は限りなく・江戸染絵手ぬぐい
江戸の文様〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
櫛部晃季
4
表題通り、絶滅寸前の江戸職人達の話。紹介文と云って良いと思う。風鈴、独楽、染め織り、浮世絵、寿司、天麩羅、蕎麦ありとあらゆる職人を紹介している。既に20年近く前の本で、その当時で職人達は70、80を超える高齢で有ると書かれているので、どれだけの家が現在残っているのかと考えてしまう。幾つかの職人の下には弟子や、後継ぎが活躍している様子も書かれているが、『苦労をさせたくない』との言葉を発している方々も少なくない。懐古主義を強要するつもりは無いが、失ってしまってからは取り戻せない事柄は多いと思う。2013/06/10
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