内容説明
「循環型社会」に最もふさわしい金属材料として再び熱い視線が集まる鉄鋼材料の基本となる、日本で最初の本格的鉄基合金状態図集。最新のデータと状態図研究の歴史的アプローチとを盛り込んだ二元系77、多数の等温および垂直断面図を収録した多元系366、合わせて443系を一冊にまとめたハンディーな本書は、材料学の研究室、技術の現場になくてはならない情報を届ける便利な状態図集である。
目次
1 鉄二元系状態図(Fe‐Ag;Fe‐Al ほか)
2 鉄三元系状態図(Fe‐Ag‐Al;Fe‐Ag‐Cu ほか)
3 鉄多元系状態図(Fe‐Al‐C‐Mn;Fe‐Al‐C‐Si ほか)
付録 金属元素の各種基礎データ(周期表の表記法;元素の結晶構造 ほか)
著者等紹介
バニフ,O.A.[バニフ,O.A.][Bannykh,Oleg Alexandrovich]
1931年生まれ。1955年Magnitgorsk Mining and Metallurgical Technical University卒業。1958年スウェーデン金属学研究所留学。1963年Baikov金属学研究所構造用鉄鋼・合金材料研究室長。1973年同研究所教授。1987年ソ連科学アカデミー準会員。1992年ロシア科学アカデミー正会員、同アカデミーChernov Gold Medal授章。1992年~雑誌“Metally”編集長
江南和幸[エナミカズユキ]
1940年生まれ。1963年大阪大学工学部冶金学科学卒業。1965年大阪大学大学院工学研究科修士課程卒業、同大学工学部助手。1989年大阪大学工学部工学部助教授を経て、1992年龍谷大学理工学部教授、現在に至る
長崎誠三[ナガサキセイゾウ]
1923年生まれ。1944年東京帝国大学第二工学部冶金学科卒業。東大応用物理、東工大物理を経て、1950年東北大学金属材料研究所勤務(1957年まで)、1952年助教授。1963年株式会社アグネ技術センター代表取締役。1987年株式会社アグネ代表取締役を兼務、雑誌「金属」主幹。1999年12月死去
西脇醇[ニシワキアツシ]
1938年生まれ。1961年早稲田大学第一理工学部金属工学科卒業。1963年大阪大学大学院工学研究科修士課程卒業、同大学工学部助手。1987年大阪大学理学部助教授。1996年大阪大学大学院理学研究所助教授、現在に至る
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