内容説明
1994年7月17日ワールドカップアメリカ大会決勝。ブラジル国民が24年間待ち続けた栄光の日、伝説のコカイン貴族はいつものように仲間の中心でトレーに何列にも並べられたコカインを振る舞い、パーティを仕切っていた。リオの上流階級がハメを外すときには決まってこの男の電話が鳴った。ブラジル発『シティ・オブ・ゴッド』に続く超大型映画原作!リオの監獄カーニバル!今も実在する男の過激な半生。
目次
歓喜の中の墜落
ダークサイド・オブ・ザ・ムーン
キラキラと世界の頂点へ
コパカバーナの怪紀行
黄金郷を目指して
クレイジーでレアな体験
終着駅サンタ・クラーラ
野犬の檻のハムサンド
マウア広場のミック・ジャガー
美しいキチガイたちへのレクイエム〔ほか〕
著者等紹介
フィウーザ,ギリェルメ[フィウーザ,ギリェルメ][Fiuza,Guilherme]
1965年リオ・デ・ジャネイロ生まれ。ジョルナル・ド・ブラジル紙(Jornal do Brasil)やオ・グローボ紙(O Globo)などの大手新聞社で編集者や記者を務めた後、政治家の広報スタッフなどを経験。現在、世評ウェブサイト「No Minimo」で政治コラムニストとして活躍中
長谷部F慶太[ハセベエフケイタ]
1967年ブラジル生まれ。翻訳家。ライター。幼少のころからブラジルと日本を行き来し、日本で10年の会社勤めの後、独立。ブラジル音楽やサッカー関連の仕事を多くこなしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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