内容説明
ある日ぼくらの学校に、不思議な美術の先生がやってきた。6つの物語がおりなす、永遠のピュア・ワールド。
著者等紹介
ポトク,ハイム[ポトク,ハイム][Potok,Chaim]
ニューヨーク・シティ生まれ。16歳で小説を書きはじめ、イェシヴァ大学では最優等で文学士号を、ペンシルヴェニア大学では哲学博士号を取得。朝鮮戦争の際、ラビとして衛生隊や工兵隊とともに16カ月間従軍した経験をもつ。処女作『The Chosen』は全米図書賞にノミネートされ、エドワード・ルイス・ワラント賞を受賞した
金原瑞人[カネハラミズヒト]
1954年岡山市生まれ。法政大学英文学専攻博士課程修了。法政大学教授、翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
小夜風
22
【図書館】アメリカの十代の少年少女を描く6つの短編集。どのお話も人の名前がタイトルになっています。淡々と語られる思春期の危うさにいつしか魅了されていました。ドラッグや銃など、出てくる単語はアメリカ的だなと思いました。極端に過激な訳ではないけれど、読んでいて心がヒリヒリと痛かったです。読後、余韻が凄く残りました。2014/12/04
ぱせり
8
きわどいところでバランスをとっている子どもたち。そのぎりぎり感があまりに丁寧でリアルで、どきどきしました。明るくもないし、(たぶん)成長ともいえないけれど、子どものなかにあるパワーに打たれたり、どきっとしたりしました。心に残るのは、「ムーン」の最後のドラム。この本の6人の子どもたちに聞かせるためのドラムかと思うほど、圧倒的な迫力でした。2010/03/03
syachi
6
思春期の頃の一皮むける体験というか、直面する悲しみや良い出会いや経験といったことをさらさらと描いているけどその実かなりヘビーな内容。明確なオチを求めるには辛い内容もあるけど、きっと無理に意味を作らずにそのまま受け止めれば良いのだろうね。2015/09/01
ゆうら
5
子供の中学国語の教科書に、表題の作品が掲載されていたので読んでみた。思春期の少年少女が直面するもやもやとした感情や、出会いと別れ、戦争の影、それらが淡々とした文章で描かれている。読後余韻が残る。「ゼブラ」の希望、「BB」の誰にも言えない秘密、そして「ムーン」のドラムが印象的。2019/05/04
ありんこ
5
6つの短編集。身近な人を亡くすという喪失感。そしてそれを乗り越えて生きていく残された人たち。少年少女の心の動きが静かに余韻をもって伝わってきます。2009/12/06
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