内容説明
慢性腎不全患者の意思決定をどう支援するか?患者の持つセルフケアの力を引き出し、その力を伸ばす支援とは?日本赤十字社医療センターと日本赤十字看護大学が共同して現場の看護師の語りから、実践の知を「見える化」しました。
目次
1 腎不全看護とは(腎不全看護における個別的な看護支援;腎不全看護における意思決定支援 ほか)
2 個別的な看護の実践―患者の個別性に即した看護を行うために(個別的な看護の手がかりとなる現象学的アプローチ;個別的な腎不全看護へのステップ 一人ひとりの意思決定を支えるために)
3 意思決定支援の実践(腎不全保存期から腎代替療法選択まで;腹膜透析導入期 ほか)
4 意思決定を支える看護ケア(外来時の看護ケア;外来時の看護ケア1 外来カンファレンス ほか)
5 意思決定支援に必要な基礎知識(慢性腎臓病という疾患;透析導入のタイミング ほか)