内容説明
「無宗教」と捉えがちな日本人だが、実際は神仏と深くかかわりながらその歴史を歩んできた。古来の先祖は何を想い、神々を祀ったのか?日本人の心を知るため神社の謎を探求する旅、第2弾!
目次
第一章 出雲大社の国造はどうやって生き神になったのか?(最大の社殿を誇る出雲大社 60年ぶりの出雲大社の遷宮;出雲の古代文明 古代出雲の地の遺跡には何が眠っていたのか?;大和に匹敵する出雲の文明 遺跡の発掘から何が明らかになったのか? ほか)
第二章 源氏はなぜ八幡神を深く信仰したのか?(戦記物語に登場する八幡神 武家が信仰していた八幡神とは?;最も数多い八幡神を祀る神社 八幡神社の総本山は、何を祀っているのか?;八幡神と応神天皇の関係 八幡神は日本の歴史にいつから現れたのか? ほか)
第三章 伏見稲荷大社の千本鳥居はいつ生まれたのか?(稲荷神社の千本鳥居 鳥居の裏側と足下に隠された秘密とは?;稲荷信仰の謎 日本で最も多い神社は実は稲荷神社だった?;3000本を超える伏見稲荷大社の千本鳥居 鳥居と同じく増え続ける稲荷山の「お塚」とは? ほか)
著者等紹介
島田裕巳[シマダヒロミ]
1953年東京都出身。宗教学者、作家。東京大学文学部宗教学宗教史学専修課程を卒業、同大学大学院人文科学研究科博士課程修了。後に放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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