内容説明
ニセの共産主義=スターリン主義の超克のために、黒田寛一が現代革命思想を語る。“暗黒の21世紀世界”を覆し労働者階級の真実の解放を!七〇年安保=沖縄闘争の講演も収録。
目次
反労働者的イデオロギー批判(現段階における反労働者的イデオロギー;現代のスターリニズム;反マルクス主義の抬頭―小ブルジョア急進主義;現代の社会民主主義)
小ブルジョア・ラディカリズム批判―一九六九年6・15集会へのメッセージ(行動左翼集団の破産とわれわれの原則的闘い;反代々木左翼の無党派急進主義への迎合;日本反スターリン主義運動の独自性)
現段階における党派的イデオロギー闘争の核心は何か(「階級決戦」主義的闘いの破産の根拠;海老原虐殺問題への死の沈黙;反代々木行動左翼集団の民族主義的堕落)
沖縄の仲間たちへ―階級決戦主義者の屍をのりこえて前進しよう
著者等紹介
黒田寛一[クロダカンイチ]
1927年10月20日埼玉県秩父町に生まれる。東京高等学校理科乙類中退。『ヘーゲルとマルクス』(1952年、理論社)を処女出版。1956年のハンガリー労働者蜂起・ソ連軍の弾圧事件と対決し、反スターリン主義運動を創造、1996年まで日本革命的共産主義者同盟全国委員会議長。2006年6月26日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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