内容説明
反スターリン主義運動の創始者・黒田寛一が語る現代革命と変革主体の創造。戦争とファシズム、貧困の強制を打ち破るためにマルクスの人間解放の思想を、今こそ!
目次
革命論入門(現段階における反戦闘争の論理とは何か;現代革命理論の混乱;われわれの世界革命戦略と革命理論の追求;トロツキー『過渡的綱領』の意義と限界)
一九〇五年革命段階におけるレーニンとトロツキー(対馬忠行の「永続革命論解説」の問題点;レーニン『二つの戦術』における戦略戦術論)
全学連新入生歓迎集会メッセージ
著者等紹介
黒田寛一[クロダカンイチ]
1927年10月20日埼玉県秩父町に生まれる。東京高等学校理科乙類中退。『ヘーゲルとマルクス』(1952年、理論社)を処女出版。1956年のハンガリー労働者蜂起・ソ連軍の弾圧事件と対決し、反スターリン主義運動を創造、1996年まで日本革命的共産主義者同盟全国委員会議長。2006年6月26日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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