内容説明
「社会主義」ソ連邦はなぜ崩壊したか?“歴史の大逆転”を再逆転させる武器は何か?「マルクス主義は依然として21世紀のパラダイムをなすものとして輝いている」(本書より)。
目次
1(八・一九クーデタ;世紀の崩落;破産の弥縫―ゴルバチョフ政権の路線転換;断末魔の説教;内乱の必然性―エリーツィンvsゴルビー)
2(ボリスの怨念;ロシアの混沌―世紀末の悲惨;“社会主義市場経済”;ボリスの断末魔;ボリスの茶番劇;暗闇の中でのメモ スターリン主義体制のブルジョア的破壊の混迷)
3(激震の前兆;共生の哀願;転換の軋轢;哲学の蒸発)
著者等紹介
黒田寛一[クロダカンイチ]
1927年10月20日埼玉県秩父町に生まれる。東京高等学校理科乙類中退。『ヘーゲルとマルクス』(1952年、理論社)を処女出版。1956年のハンガリー労働者蜂起・ソ連軍の弾圧事件と対決し、反スターリン主義運動を創造、1996年まで日本革命的共産主義者同盟全国委員会議長。2006年6月26日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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