出版社内容情報
2024年、兵庫県政をめぐる一連の出来事の中で、二人の命が失われた。
一人は、告発文書を作成した元県民局長。
そしてもう一人は、この問題の調査にあたっていた百条委員会委員であった元県議である。
なぜ、このような事態に至ったのか。
何が人を追い込み、何が社会をここまで歪めたのか。
この問いを抜きにして、本件を語ることはできない。
この出来事は、単なる一つの行政問題ではない。それは、制度の不備、組織の対応、そして現代の情報環境が複雑に絡み合い、現実を大きく歪めていく過程そのものだった。
【目次】
目次
プロローグ 4
第1章 告発文書が突きつけたもの 11
第2章 県はなぜ「犯人探し」に走ったのか 21
第3章 なぜ「公益通報」は守られなかったのか 31
第4章 第三者機関設置を求めて 51
第5章 百条委員会はなぜ必要だったのか 63
第6章 県職員アンケートが可視化したもの 75
第7章 「事実無根」ではなかったもの 87
第8章 元県民局長の死 111
第9章 誰が情報を持ち出したのか 121
第10章 救済・回復措置はなぜ必要なのか 149
第11章 竹内議員の死とデマの連鎖 165
第12章 スキーウェア問題と「捏造」攻撃 195
第12章 デマと誹謗中傷が選挙をどう変えたのか 209
エピローグ 247
資料 256
おわりに 316



