内容説明
児童相談所と警察が情報共有すれば子ども虐待死の多くは防げた!助けを求めることさえもできず、恐怖と苦痛に耐えている子どもたち。こうすれば防げた子ども虐待死31例を掲載。元警察庁キャリアの渾身の書。
目次
第1章 いつまでも続く凄惨な虐待死事件(救えるはずの命を救うことができなかった虐待死事件;虐待死はなぜ続くのか―とられない再発防止対策と児童相談所の体質)
第2章 子ども虐待の現状と問題点(子ども虐待の現状;関係機関の態勢・取り組み;子ども虐待の経済的・社会的損失;制度上の問題;法律上の問題)
第3章 子ども虐待死ゼロを目指す法改正の実現に向けて(法改正の目的;法改正案の概要)
参考資料
著者等紹介
後藤啓二[ゴトウケイジ]
弁護士。NPO法人シンクキッズ―子ども虐待・性犯罪をなくす会代表理事。1982年4月東京大学法学部卒業後、警察庁入庁。内閣法制局参事官補、警察庁生活安全局理事官、大阪府警察生活安全部長、愛知県警察警務部長、内閣参事官(安全保障・危機管理担当)等を歴任し、2005年警察庁退職。現在、後藤コンプライアンス法律事務所代表。警察庁勤務時、ストーカー、DV、トラフィッキング、子ども虐待等子どもと女性を守るための対策を警察が積極的に取り組むことを打ち出し、ストーカー規制法、児童ポルノ禁止法、「大阪府安全なまちづくり条例」、「大阪府迷惑行為防止条例」、「愛知県安全なまちづくり条例」等の立案・制定、暴力団対策法の制定、風俗営業等規制法、道路交通法の改正等に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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こ~じぃ。。
godubdub