内容説明
はじめまして。ぼくの名前はポーポキ。「ポーポキ」はハワイ語で「ねこ」のことだよ。その名のとおり、ぼくはねこなんだ。ぼくの大切な友だちロニーが名づけてくれたんだ。彼女は、ぼくたちの生活の中から平和について考えたり感じたりするために、この本を描いてくれた。でも、平和ってなんだろう。ぼくたちと一緒に考えてみよう。
著者等紹介
アレキサンダー，ロニー［アレキサンダー，ロニー］［Ａｌｅｘａｎｄｅｒ，Ｒｏｎｎｉ］
神戸大学大学院国際協力研究科教授。１９７７年米国エール大学卒業後に来日。北米ＹＭＣＡに派遣され、広島ＹＭＣＡにて勤務。平和問題を深く追求するために１９８２年に大学院へ。国際基督教大学大学院（行政学修士）。上智大学大学院（文学博士、国際関係論）。１９８９年に神戸大学法学部助手。１９９０年に同助教授を経て１９９３年に現職。専門分野：平和学、トランスナショナル関係論。研究テーマ：太平洋島嶼地域の核問題など、ジェンダーと暴力、平和教育。平和研究のほかに、平和・環境・人権運動などにも参加。２００６年にポーポキ・ピース・プロジェクトを立ち上げ、国内外で平和活動を展開している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Nori Shamp
6
平和ってなんだろう？平和ってどんな色をしてるのだろう？ねこのポーポキと一緒に平和について考えたり感じたりする絵本。ポーポキの暮らしを通して、これって平和？と考える。自分には平和なことであっても、まわりの人には平和ではないこともある。自分たちは平和に暮らしていても、世の中には平和に暮らせない人もいる。日々の暮らしの中の何気ない場面で、ちょっとそんな気持ちをもってみるのもいいですね。みんなが楽しめるカラフルな世界になればいいなぁ！と思います。ちなみにポーポキとはハワイ語で猫という意味、猫好きにも楽しめる一冊。2012/04/30
maaaaay22
0
勉強とか、旅行とか、やりたくないことをさせるのって平和？ってハッとする。いやだと大きな声で言えるのも平和かもしれないって本当にそうだと思う。「味は器によって変わるのかもしれません。平和の味にも器が大事かもしれない」これも面白いなあ...心地よい雰囲気のなかでこそ感じられる平和？心地よくない中では、心が安心しないかも？2024/07/10
