内容説明
桜美林大学・北京大学学術交流論集、第五弾!!新時代の国際関係の中で、深化する両国間協力のあり方。コロナ禍を経て世界が新たな局面を迎える中、教育、少子高齢化、公衆衛生と健康、経済と貿易のグローバル化等、日中間には多くの共通課題が存在する。本書は両国の気鋭の研究者が集い、問題意識を共有するとともに、解決に向け今後の方向性を検討した新論集。
目次
第1部 大学教育と国際共同プログラム(日本の大学の方向性、方針、戦略―これからの大学を考えるためのフレームワーク;中国の大学教育に与える人工知能の影響―法学教育の視点から ほか)
第2部 文化の交流と文学の研究(日本独特の文化から見る中日文化の交流―「漢字文化」と「留学文化」を通して;桜美林大学での京劇芸術教育実践―日本の大学における日中文化交流深化の道を探る ほか)
第3部 日中高齢化社会の現状と課題(日本における高齢者の社会経済地位による健康・医療・介護の格差;日本の高齢者の就業状況 ほか)
第4部 日中の経済と自動車産業(経済交流から見た日中両国関係の展望;ポスト・コロナ時代における日・中経済協力 ほか)
第5部 国際関係における日本と中国の比較(多国間条約参加にみる日本と中国の国家経営の比較;中日両国の国家間往来モデルの違いについて)
著者等紹介
畑山浩昭[ハタケヤマヒロアキ]
1962年生まれ。桜美林大学大学院教授。2018年度より学長。専門はレトリック学、文学批評論。学会等:日本コミュニケーション学会、公益財団大学基準協会理事、公益財団日本高等教育評価機構評議員、文部科学省大学設置・学校法人審議会委員等
姜国華[キョウコクカ]
1971年8月生まれ。北京大学共産党委員会副書記。会計学博士、会計学教授
呉志攀[ゴシハン]
1956年生まれ。北京大学法学院教授、北京大学元アジア太平洋研究院院長、北京大学元常務副学長。専門は国際金融法
竹中亨[タケナカトオル]
1955年生まれ。大学改革支援・学位授与機構研究開発部主幹。専門はドイツ近現代史、日独文化移転論、高等教育論
範士明[ハンシメイ]
1967年生まれ。北京大学国際関係学院教授、北京大学燕京学童副院長。専門は国際関係史、中米関係、国際メディアなど(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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