内容説明
幸田露伴の首都東京論!東京都議会議員・文京学院大学教師・剣道錬士六段和田宗春の露伴『努力論』に続く現代語訳第二作。「一国の首都」「水の東京」。適訳者を得て平成に蘇る。
目次
一国の首都(べらぼうめえ江戸っ子だい;東京の建設;優勝者の東京への態度;首都の全国への立場;優勝者と敗者;自覚のこと;首都に対する個人の位置;都府の善美;理想世界の有様;「時代の理想」の共有 ほか)
水の東京
著者等紹介
幸田露伴[コウダロハン]
1867(慶応3)年生まれ。明治・大正・昭和期の小説家。電信修技学校卒業。電信技手として北海道へ赴任したが、文学を志して職を辞す。多くの名作を発表、随筆・史伝・評釈などでも優れた業績を残した。1937(昭和13)年第一回文化勲章を受章。1947(昭和22)年死去、享年81歳
和田宗春[ワダムネハル]
1944(昭和19)年生まれ。早稲田大学第一商学部、教育学部、大学院政治学研究科修了。現在、文京学院大学非常勤講師、東京都議会議員、第43代議長。剣道錬士六段、居合道五段、杖道四段(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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