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内容説明
カイオワはその出自が謎に包まれた民族である。…かつて著者はこの謎に包まれたカイオワ族の言語と文化を研究するために、オクラホマの地を訪ねたことがあった。フィールド調査を行い、多くのカイオワと出会い、多くの予期せぬ出来事に遭遇し、様々な心のふれ合いを経て、たくさんのことを学んだ。本書に記すのはその時の物語である。
目次
オクラホマへの道
沈黙の儀式で迎えられる
昔は犬が言葉を喋っていた
カイオワの信仰世界
インディアンと白人
サンドイッチを借りる
狩猟民と肉の深い関係
パウワウの風景
インディアンと酒
インディアン流子育て
死者と罵り
白人の器にインディアンの魂を
言語から覗くカイオワの認識世界
はるかなるオクラホマ
著者等紹介
高橋順一[タカハシジュンイチ]
1948年千葉県富津市生れ。京都大学文学部卒。ニューヨーク市立大学大学院修了。人類学博士。ブルックリン大学、文化女子大学講師等を経て、現在桜美林大学国際学部教授。専門 社会文化人類学(北米インディアン文化のほか、日本の捕鯨文化、グローバル時代の国際教育、等を研究テーマとしている)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。