内容説明
この本の1部では、医師になるみちのりと医師のおかれている状況について触れ、さらに医師が職場をかわったり転職したりする状況・問題点を取り上げた。2部では、医業に加え、医学・医療に新しい考え方を導入しようとしている医師や、純粋な医業以外で活躍している何人かの医師へのインタビューを収録した。3部で、現在の医療に訪れている変化をトピック的に取り上げている。
目次
1部 医師としての生き方が問われる時代(医師はこうしてつくられる;医師の常識、非常識;医師の失業時代はやってくる?)
2部 新たなキャリアを積む医師たち(CASP ジャパン・コーディネーター;厚生省技官;生命保険社医 ほか)
3部 21世紀医療のシナリオはどうなる?(医療保険の基礎知識;かかりつけ医に求められるもの;米国型、英国型医療を比べてみると ほか)
著者等紹介
真野俊樹[マノトシキ]
昭和62(1987)年3月、名古屋大学医学部卒業。名古屋第I赤十字病院研修医、安城更生病院内科医、藤田保健衛生大学を経て、平成7(1995)年9月、米国コーネル大学薬理学研究員、その後、外資系製薬企業、国内製薬企業のマネジメントに携わる。同時に通信教育にて英国レスター大学大学院でMBA取得。一方、平成10(1998)年9月から慶応大学大学院経営管理研究科研究生(田中滋教授)として医療政策、医療経済の研究、同時に国立医療・病院管理研究所医療政策部長谷川敏彦先生のもとで病院経営の研究に携わる。平成12(2000)年5月から昭和大学医学部公衆衛生学(病院管理学担当)専任講師。また、米国財団法人野口医学研究所評議員として日米の医学交流にも携わる。講演多数。資格:医師、医学博士(内科学)、MBA(英国レスター大学大学院)、ケアマネージャー、日本内科学会認定専門医、東洋医学会認定専門医、日本医師会認定産業医、日本臨床薬理学会認定医を持つ
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